自動車の安全性を保つための「リコール制度」

政府広報オンラインの「暮らしに役立つ情報」からです。

自動車の安全性を保つための「リコール制度」皆さんからの不具合情報も活かされます!

自動車のリコール制度は、自動車の設計・製作上の不具合による事故や、故障、公害の未然防止を図るため、自動車メーカー等が不具合のあった型式の自動車に対して改善措置を行う制度です。国土交通省では自動車のリコールや不具合に関する情報を「自動車のリコール・不具合情報」ウェブサイトで提供しています。また、リコールにつながる不具合を早期に発見するため、「自動車不具合情報ホットライン」を設置して、自動車ユーザーからの不具合情報を受け付けています。

自動車の設計・製作上の不具合を改善し、安全性を守るための「リコール制度」

自動車の設計・製作上の不具合を改善し、安全性を守るための「リコール制度」自動車は私たちの生活の中で重要な輸送・交通手段ですが、一方で、自動車事故を引き起こしたり、排気ガスによって環境に負荷を与えたりする原因にもなっています。そのため、自動車の安全性の確保や公害の防止、環境の保全などを目的として「道路運送車両法」により、自動車の構造・装置について、安全確保および環境保全上の技術基準(保安基準)が定められています。

不具合の原因は、整備不良やユーザー自身の使用ミスなどもありますが、同じ型式の自動車に同じような保安基準に適合しない不具合が多発するような場合は、その原因が設計・製作過程にある可能性が高くなります。このように、不具合の原因が設計・製作過程にある場合に行われるのが「リコール」です。自動車のリコールは、設計・製作に起因する不具合による事故、故障や公害の未然防止を図ることを目的として設けられている制度です。自動車のほか、タイヤやチャイルドシートもリコール制度の対象となっています。

自動車のリコールは、自動車メーカー等による自主的な実施が基本!

自動車のリコールは、自動車メーカー等による自主的な実施が基本!自動車のリコールは、同一の型式の一定の範囲の自動車が、保安基準に適合していない、または適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計や製作の過程にあると認められるときに、自動車メーカーなどが、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うものです。

リコール制度は、自動車メーカーなどが自主的に行うリコールと、国土交通省の勧告・公表・命令などによるリコールの2つが大きな柱となっています。

リコールの基本となるのは、自動車メーカーなどが自主的に行うリコールです。自動車メーカーなどが自主的にリコールを行う場合には、不具合の状況やその原因、改善措置の内容、また、自動車ユーザーなどへの周知の方法について、あらかじめ国土交通省に届出を行うことが義務づけられています。届出後、自動車メーカーなどはできるだけ早く、リコール情報をリコール対象となっている自動車のユーザーなどに周知し、リコール対象車の改善措置を実施するよう努めなければなりません。改善措置の実施状況について、自動車メーカーなどは国土交通省に報告することが義務づけられています。

リコール実施前に国土交通省へ届出をしなかった場合や、改善措置の実施状況の国土交通省への報告を行わなかったときには、罰金や罰則が科されます。

自主的に適切なリコールが行われていない場合は、国土交通省の勧告・公表・命令でリコールを実施!

自主的に適切なリコールが行われていない場合は、国土交通省の勧告・公表・命令でリコールを実施!自動車メーカーなどによる自主的なリコールが行われていない場合でも、事故が著しく生じているなど、同一の型式の一定の範囲の自動車について、保安基準に適合していないおそれがあり、その原因が設計や製作の過程にあると国土交通大臣が認めるときは、必要に応じて国が原因調査を行い、自動車メーカーなどに対し、必要な改善措置を講ずることを勧告します。

もし、自動車メーカーなどが勧告に従わない場合は、その旨を公表し、それでもなお正当な理由なく勧告に従わない場合には、リコールを実施するよう命令します。リコール命令に従わなかった場合には、責任者や法人に対し罰金や罰則が科せられます。

「不具合情報ホットライン」を設置して、自動車ユーザーからの不具合情報を受付!

国土交通省では、リコールにつながる不具合を早期に発見するため、「自動車の不具合情報ホットライン」を設置し、自動車ユーザーからの不具合情報を、インターネットや電話で広く受け付けています。

自動車ユーザーの皆さんから寄せられた情報は、自動車メーカーなどにきちんとリコールをさせたり、リコール隠しを防いだりするために活用されます。より多くの不具合情報が皆さんから提供されることで、リコールに該当する不具合を早期に発見し、リコールを早期に実施することができます。

「不具合情報ホットライン」を設置して、自動車ユーザーからの不具合情報を受付!

国土交通省では、自動車ユーザーからの不具合情報のほか、自動車メーカーなどから届出のあったリコール情報、自動車の不具合による事故・火災情報など、さまざまな不具合情報をデータベース化し、ウェブサイト「別ウインドウで開きます自動車のリコール・不具合情報」で公表し、どなたでも閲覧できるようにしています。不具合情報は、車名や日付、型式、装置名などを絞り込んで検索することもできます。また、自動車の不具合による事故・火災情報などを、車種や被害状況などを絞り込んで検索することもできます。この他、自動車を安全に使うための情報も提供していますし、適切な使用や保守管理及び不具合発生時の適切な対応のために、ぜひ、こうした情報をご活用ください。

また、自動車の不具合は、整備不良が原因で発生しているケースも多くあります。自動車を安全にお使いいただくために、自動車ユーザーの皆さん自身も、日常の保守管理及び点検・整備をきちんと行いましょう。

リコール通知を確実に受け取るために

リコールが実施されるときは、自動車メーカーなどからダイレクトメールなどで、対象の自動車ユーザーにリコール通知が送付されます。リコール通知を確実に受け取るためには、売買により自動車の所有者や使用者が変更したとき、結婚などにより氏名が変更したとき、引越により住所が変更したときなどに、自動車登録情報の変更・移転手続を確実に行うことが必要です。

自動車の不具合情報ホットライン

自動車の不具合情報ホットライン

※個々の不具合情報に対する回答や調査状況の報告などは行っておりませんので、ご了承ください。

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